こんにちは。リリです。
私たちには進化した意識、高次の意識である「ハイヤーセルフ」がいつも存在していて、私たち1人1人の人生を愛情を持って、見守っています。
素晴らしい事に、「ハイヤーセルフ」は特別な人やスピリチュアルな人だけの元に存在するのでは無く、例外無く全ての人に存在すると言われています。
ですが、ハイヤーセルフは目に見えない存在です。
よって、日常の物質的な現実だけを直視している時、人はこのハイヤーセルフの存在をいとも簡単に忘れてしまいます。
物質的な現実だけにフォーカスを当ててしまうと、ハイヤーセルフという存在に、胡散臭ささえ感じられてしまうでしょう。
そもそも、ハイヤーセルフの存在を知らずにそのまま死んでいく人も少なくありません。
よって今回は、「ハイヤーセルフとは何なのか?一体どんな存在なのか?」という事に関して、この1記事で全てがわかるように”完全ガイド”していきます。
有料級の内容をお伝えしていきますので、興味のある方は必見です^^
それでは早速いきましょう。
ハイヤーセルフとは?一体どんな存在なの?
ハイヤーセルフとは、宇宙の叡智とつながる、自分の中の高次の意識であり、智恵・ハートの部分です。
ハイヤーセルフは私たちに智恵をもたらし、本当の自分である真我に導く存在であり、「高次の自分自身」、「悟りを体現した自分自身の内なる神聖さ」ともいえます。
そして、「個人としての自我をもつ私たち」と、「全てが一体である純粋意識(神意識・悟り意識)」を繋ぐ架け橋のような役割を果たしています。
また、ハイヤーセルフは個人の私と本当の私の双方を繋ぐ架け橋であると同時に、「本当の”私”・全体意識」そのものでもあります。
そんなハイヤーセルフのことを的確に表している曲が、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」です。
的確に表現している部分を一部、引用します。
もし君が疲れ果ててちっぽけに感じたり
涙が溢れてくるときは私がそれを拭い去ってあげよう。私は君の味方さ。
つらい時が来て友達がいなくなってしまった時も
困難の上に架かる橋のように私がこの身を捧げよう。
困難の上に架かる橋のように私がこの身を捧げよう。ー明日にかける橋 サイモン&ガーファンクル
この歌詞の通り、どんなに辛い時でも、孤独な時でも、ハイヤーセルフはあなたを深い慈悲の愛で静かに見守っています。
たとえ、人生にどんな困難が訪れたとしても、あなたと愛そのものである本当のあなたを繋ぐ、架け橋となってくれるのです^^
多くの人は気がついていませんが、私たちにはいつでも、目に見えない部分で、救いの手が差し伸べられているのです。
そんな素晴らしいハイヤーセルフですが、スピリチュアルな世界での呼び方も様々で、他にも「聖霊・真我・ワンネス意識・叡智・超意識・内なる神聖さ」などと呼ばれることもあります。
ハイヤーセルフは全て「お見通し」
ハイヤーセルフの純粋意識は、時空を超えています。
「生と死」を超えた永遠の中に在る絶対意識だからです。
よって、あなたの過去も未来も全てを見通しています。(正確には過去も未来もないことを時空のない観点から俯瞰しています。)
ハイヤーセルフの視点は、私たちよりもはるかに高いところにあるのです。
これは、迷路を進む人に例えるとわかりやすいです。
上画像のように、私たちは人生という「迷路」を進む者です。
どのように進めばいいのか、どのように進めば何があるのかなどは、壁が高いために一切、わかりません。
ちなみに、この人生迷路のゴールは「物理的成功の成就」でもなければ、「死」でもありません。
真のゴールは、「”個人としての私”を超えた”本当の私”に帰る」です。
このゴールは、全ての人類の最終ゴールとして、共通しています。
そんな中、私たちは自分の進んでいる道が正しいのか、遠回りしているのか、何もわからないけれども、ゴールにたどり着くために、とりあえず進むしかない。そんな状況です。
そもそも、ゴールがどこなのか、そして何なのか、理解していない人も多いでしょう。
ですが、ハイヤーセルフの視点はそんな私たちの視点よりもはるか高く、下画像のように、私たちの人生という迷路をスタートからゴールまでの全てを、上から見通しているのです。
よって、ハイヤーセルフは、私たちがどの道を進めば、魂の成長や進化につながり、その結果、ゴールに向かって幸福になっていくのかが、非常に明確にわかります。
だからこそ、私たちはハイヤーセルフと繋がることが非常に大切になってくるのです。
ハイヤーセルフはいわば、私たち1人1人に専属している「最強の助っ人」と表すこともできるでしょう。
では、そんなハイヤーセルフと繋がるにはどうしたら良いのでしょうか?
ハイヤーセルフと繋がる(ハイヤーセルフリーディング)とは?
ハイヤーセルフと繋がることをスピリチュアル界では、「ハイヤーセルフリーディング」と言います。
リーディングでハイヤーセルフと繋がるのですが、その方法は1つではありません。
- チャネリングで繋がる
- オラクル・タロットなどのカードツールを使って繋がる
上記のような方法があります。
チャネリングは直接、ハイヤーセルフに繋がってメッセージを受け取る方法で、オラクルカードやタロットカードリーディングは、カードを通してハイヤーセルフのメッセージを受け取る方法です。
それぞれ、プロにやってもらう方法と自分でできる方法の2つがあるのですが、その詳細は以下の記事に記載しています。
ハイヤーセルフとより繋がりやすくなるためには?
じゃあ、「ハイヤーセルフと繋がりやすくする方法はあるのか?」といえば、その方法はたくさんあります。
コツないし、ポイントがあるのです。
最も重要なポイントは「無条件の愛の実践」「愛に心を開く」ということです。
最重要ポイント:「無条件の愛の実践」
無条件の愛とは一体何なのでしょうか?
それは、善悪を超えて正誤も超えた一切のジャッジがない愛です。
ハイヤーセルフは「無条件の愛そのものである意識」です。
よって、その意識と繋がるためには、自分もまた、愛のあり方を実践していく必要があります。
多くのスピリチュアルマスターが「自分への愛が全てである。」というのも、そのためです。
それは他者への愛だけではなく、あるがままの自分自身への愛もそうです。
どんな問題を抱えた人に対しても、私がやっているやり方はただ1つ。それは、「自分を愛すること」です。
ールイーズ・L・ヘイ
自分を愛し、<創造>からの愛を受け取ってください。
ーバシャール
歳をとればとるほど、愛が全てだと痛感する。
ーダグラス・ハーディング
自分への愛も、他者への愛も、どんなに知識を蓄えたとしても、実際に体験しないと自分のものにはなりません。
それは、ケーキの知識をどれだけ本などで蓄えたとしても、食べなければ実際に味がわからないように、実際に自分や他者への無条件の愛を実践してみないと、その本質はわからないのです。
最重要ポイント:「愛に心を開く」
たとえどんなに素晴らしい師がいたとしても、弟子の心が開かれなければ、何も受け取ることはできません。
愛は開いた心に流れていきます。
ですが、負の思考は開いた心を閉ざそうとします。思考を信頼しすぎると、目に見えるものしか信頼できなくなり、その結果、その人は愛を見失い、物質主義や権力主義などに走ることもあるでしょう。
心を開くと、そのぶん傷つきやすくなるし、繊細になるでしょう。
ですが、だからこそ、愛への感動も大きくなります。
ですから、怖くても大丈夫。そんな自分も受け入れて、愛に心を開いてみましょう。
それはつまり、ハイヤーセルフと繋がることを自分に許すことにも繋がるのです。
ちなみに、ハイヤーセルフと繋がるコツのさらに詳細を説明して記事もあります。
ここではさらに深掘りした7つのコツについて説明していますので、ぜひ読んでみてください。
ハイヤーセルフのメッセージってどんな感じ?
じゃあ、具体的に、ハイヤーセルフからのメッセージとはどんなものでしょうか?
ハイヤーセルフからの言葉は、非常に単純明快であることが多いように感じます。
不要なことは一切語らず、必要なことだけを語る、といった感じです。
また、「絶対にこうしなさい!」といったような決めつけや依存させるようなガイダンスはありません。あなたの自由意志を限りなく尊重した上で、アドバイスやガイダンスをもたらします。
その態度は、愛情のこもった聖なる忍耐とも言えるでしょう。
あえて、その人の意志の力を信じて、多くは語らないこともあります。だからこそ、何かを聞いても、何も教えてくれず、安心感だけを送ってきてくれることもあるのです。
逆に依存的なガイダンスをもたらしたり、あなたを不安にさせたり恐れによって誘導させるようなガイダンスを受け取った場合、それはハイヤーセルフのメッセージではないかもしれません。
宇宙世界にはいろんな波動を持つ存在がいます。中にはあなたをエゴの沼に引きずり込んでしまうような存在もいるのです。
よって、ハイヤーセルフと繋がる際には、「私は今からハイヤーセルフと繋がります。」と明確に意図することが大切です。
ハイヤーセルフと繋がることで体験する「奇跡」とは?
ハイヤーセルフと繋がって生きていると、いとも簡単に奇跡が起こっていきます。
その結果、奇跡が日常化していきます。非常にありがたいことに私自身も、数え切れないほどの奇跡を体験してきました。
ハイヤーセルフからすれば、私たちの人生に奇跡をもたらすことなど、朝飯前なのです。
ちょうど良い時にたまたま、ぴったりの人が現れたり、ちょうど良い時に、素晴らしいアイディアがもたらされたり、全てが完璧に収まるようにタイミングよく起こっていきます。
そして、偶然の一致によって、驚きの気づきを得たり、人生に流れが生み出されたりもします。
スピリチュアル界ではそのことを「シンクロニシティ」と呼びますが、このシンクロニシティが自分の人生に頻発していくようになるのです。
シンクロニシティは時空を超えて起きて行きますので、10年前の伏線が回収されたり、国境や人種を超えて偶然の一致が起こっていくこともあります。
一番素敵なことは、いつでも計画外のところで起こるのよ。
ドリー
これは「ファインディング・ドリー」という映画の言葉ですが、まさに最も素敵なことを私たちの思考では到底思いつかない場所からもたらしてくれるのです。
よく、クライアントさんや友人から、「リリさんは毎日のようにシンクロが起こっているけれど、何故なのですか?」と聞かれることがあります。
その時、私はいつもこう答えます。
「愛を真剣に実践しているから。本当にこれだけです。特別なことは何もしていません。」
そう。前述したように、実践こそが、全てなのです。
地球上でハイヤーセルフそのものとなった人たち
この世界には、”本当の自分”を完全に体現した人たちが存在します。
つまり、もう個人としての自分と本当の自分の架け橋の必要性がなくなった、ハイヤーセルフそのものとなった人です。先ほどの例で言うならば、人生迷路のゴールに行き着いた人、とも言えます。
地球上ではそういった人々のことを”悟りを見出した人”と表現します。
それは、インドの聖者、ラマナ・マハルシであったり、ニサルガダッタ・マハラジ、ニーム・カロリ・ババといった人たちです。
(※自室の聖者たちの肖像)
かのイエス・キリストやブッダもそうですが、彼らが紡ぐ言葉には一切のエゴがなく、「私は個人ではない。真我(分離のない実在)である。」という軸からぶれることが一切ありませんでした。
彼らの言葉は、いつでも真理そのものであり、まさにハイヤーセルフが私たちに伝えたいメッセージを伝えていました。
そして彼らの言葉には、どんな言葉の背後にもいつでも深い慈悲が根付いていました。まさに無条件の愛そのものだったのです。
彼らはある意味で、多くの人にとって、直接会える”ハイヤーセルフ”の役割を果たしていたのです。
だからこそ、ハイヤーセルフは真剣に真理を知りたい魂を、彼らの元へ導くこともありました。
そして、ブッダやイエス・キリストに始まり、多くの悟りを見出した聖者たちは、迷える人々を真の幸福へと導いたのです。
私は20代前半で深い絶望を体験している中、そんな存在がこの世界に存在していた。という事実だけで、深く救われたことを思い出します。
そして今もまた、彼らは私を導き、救い続けてくれているのです。
ハイヤーセルフは”粋な計らい”が好き
最後に、ハイヤーセルフが私たちにもたらしてくれる”粋な計らい”に関して、お話をさせてください^^
私が今まで体験して気づいたこととして、ハイヤーセルフはいつでも、”粋な計らい”をしてくれるように感じます。
”粋な計らい”の意味を調べてみると以下のように出てきます。
「気が利いた、人が喜びそうなことをさりげなくすること」という意味で、本人に内緒であれこれと考えておき、当日実行した時や、後になってから本人が気づいて喜んだり感動したりすることを言います。本人の好みや性格を踏まえてものごとを進めたり、サプライズを仕掛ける時の表現です。
(引用元:Meaning-book)
まさに上記の通りの計らいを、ハイヤーセルフはもたらしてくれることがあります。
私たちを迷路の上から見下ろすなんでもお見通しなハイヤーセルフだからこそ、本人の性格や喜ぶことも知っています。
そんな私たちがそれぞれが喜んだり感動することを、時におしゃれな演出で、時にかっこいい演出で、もたらしてくれることがあるのです^^
例えば、失意の中にあって泣き喚いた後に、自分の苦しみを全く塗り替えてしまうような励ましの現実を見せてくれたり。
それは、ご縁によって起こることもあるし、前述したシンクロニシティによってもたらされることもあります。
私もそうした体験を通して、ハイヤーセルフから何回も元気をもらったことがありました。
その度に、深い安心感と感謝を感じると同時に、ハイヤーセルフから愛されていることを実感したものです。
そう思うと、ハイヤーセルフはお茶目なのかもしれません^^
終わりに
以上、今回はハイヤーセルフに関して、一体どんな存在なのか?ということに関して、その全てを話させていただきました。
いかがだったでしょうか?^^
参考となれば幸いです。
今回、情報量が多く、内容も非常に濃いものとなったので、簡単に要点だけまとめます。
- ハイヤーセルフは私たちの高次の意識、自分の内なる神聖さ、”悟り意識”。
- 「個人としての自我をもつ私たち」と、「全てが一体である純粋意識(神意識・悟り意識)」を繋ぐ”架け橋”のような役割を果たしている。
- 「聖霊・真我・ワンネス意識・叡智・超意識」と表されることもある。
- ハイヤーセルフの純粋意識は、「時空」を超えている。
- 私たちの全てを「お見通し」の意識=ハイヤーセルフ
- ハイヤーセルフは私たちを霊的成長・進化に導く
- ハイヤーセルフと繋がるための最重要ポイント①無条件の愛の実践②愛に心を開く
- ハイヤーセルフと繋がる時は、明確に意図することが大切
- ハイヤーセルフと繋がるとシンクロニシティが頻発していく
- ハイヤーセルフそのものとなった人たち=「悟り人」
- ハイヤーセルフは時に私たちに粋な計らいを施してくれる
- ハイヤーセルフの意識はいつでも慈悲の愛が根付いている。
以上、ハイヤーセルフとは?の完全版でした。
上記の内容を踏まえた上で最後に、大切なお話をします。
最後に…
最終的には、今回ご紹介したインドの悟りの聖者たちのように、あなたご自身がハイヤーセルフと一体化していきます。
そう。ハイヤーセルフは、実はまぎれもない自分自身だったと気づくのです。
そして、本当はハイヤーセルフなどいなかったと気がつく時がきます。真の自分しかいなかったと気づくのです。
そこが、ゴール地点、「悟り」です。
その時、あなたはハイヤーセルフという存在を包含した全てとして、深い平安の中で、優しく微笑むことになるでしょう^^
禅教でいう、拈華微笑(ねんげびしょう)です。
ハイヤーセルフはいつでも、あなた自身にその時が来ることを応援しています。
そして私もまた、応援しています。
愛を込めて。
リリ