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リリ
目覚めの案内人
純粋な非二元(悟り)の観点から心のセラピストとして活動しているリリです。
幼い頃から、この世界への諸行無常感を抱え、極度に繊細で敏感(HSP)な自分に生き辛さを感じいました。20代の時に訪れた絶望を機に悟りの探求を始め、一瞥・覚醒を数度体験。
セッションでは表面的な改善でその時だけの状況を変えていくのではなく、より本質的かつ根本的な改善方法に導くことを心がけています。
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サンジェルマン伯爵とは?その伝説と覚醒について

サンジェルマン伯爵のオラクルカード

こんにちは。リリです。

今から何百年も前、18世紀にヨーロッパで数多くのスピリチュアルな伝説を残し、のちにアセンションしアセンデッドマスターとなった人物がいました。その名もサンジェルマン伯爵。(以下、サンジェルマン)

彼は、不老不死の伝説を持ち錬金術に長けていたと言われていますが、実際は一体どんな人物だったのでしょうか?

今回は、たくさんの謎に包まれたサンジェルマンにフォーカスを当てて、その謎に迫ってみようと思います。

私自身、サンジェルマンの導きによって恩寵を受けた実体験があるので、そうした体験も踏まえてお話していきます。

それでは早速いきましょう。

目次

サンジェルマン伯爵とは?その人物像

ヨーロッパの宮殿
謎多きサンジェルマンですが、一体どんな人物だったのでしょうか。

その人物像を、現時点で確認できるあらゆる情報を基に、まとめてみました。

サンジェルマンの出自

サンジェルマンは1700年前後に生まれ、王家との繋がりもあったと言われています。ただ、その出自の詳細に関しては、あらゆる説があります。

サンジェルマン伯爵の出自に関する情報
  • スペイン王妃であるマリー=アンヌ・ド・ヌブールと貴族メルガル伯爵の私生児として生まれた
  • トランシルバニアの王位継承者に生まれた
  • ポルトガル系ユダヤ人とスペイン王室の血筋を引く母親の元、スペインに生まれた
  • ハンガリーのトランシルヴァニア公国のフィレンツェ二世の息子
  • 神智学に精通しているグッドニー・グドナソンによると、サン・ジェルマンはデンマークとドイツの間にあったシュレースヴィヒ公国の子孫

上記のように様々な出自説があるので、その本当のところは不明です。

ただ、上記の5つに共通しているのは、全てヨーロッパであるということ。そして、貴族の家系に生まれたということも共通しています。

フランス・ブルボン王家との関係

ベルサイユ宮殿
サンジェルマンは、当時のフランス国王であったルイ15世と親しかったと言われています。

そのきっかけは国王が所有していたダイヤモンドの傷を彼が癒したこと。その後、彼はルイ16世やマリー・アントワネットとも関わりを持つようになりました。

ただ、フランス革命が起こる前、そのことを察知して2人に進言するも、彼らはその予言を信じなかった為、悲劇を避けることができなかったそうです。

サンジェルマン伯爵のミステリースクール

デンマークとの国境近く、ドイツのシュレスヴィッヒというまちの近郊にある、現在は寄宿学校になっている場所は、以前、サンジェルマンがミステリー・スクールを開いた場所と言われています。

考古学者でもあったサンジェルマンは、エジプトでも研究を重ね、ラムセス2世の墓にあったゲートを、自身のミステリースクールのゲートとして使用したそうです。

このミステリースクールでは、「真の自分を発見するための道」を教えるための講義が行われていたとされており、サンジェルマンによると、「実際は全くミステリーなスクールではなく、ただ、光と闇のゲームを終わらせるためのスクール」でした。

サンジェルマンの過去世

サンジェルマンの過去世に関しては、様々な人物像を上げることができます。

老子(中国の哲学者)
預言者サミュエル
ナザレのヨセフ
プロクロス(ギリシャの哲学者)
フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者)

もちろん、その確たる証拠を証明することはできませんが、どの人物も、地球上で非常に重要な役割を果たしてきた人物であり、サンジェルマンが稀有な霊的なセンスを持ち合わせていた所以とも感じさせるような人物ばかりです。

また、薔薇十字団を創設した人物でもあるとされており、それはクリスチャン・ローゼンクロイツとしての転生時に起こったことだと言われていますが、このクリスチャン・ローゼンクロイツという人物もまた、謎に包まれた人物と言われています。

以上、あらゆる角度からサンジェルマンを見ていきましたが、やはり謎に包まれた部分も多い人物です。

それは、サンジェルマンが肉体や空間というものをそもそも意識せずに、自由に時空を超えて生きていた(現在も生きているという説もあります。)からこそ、なのかもしれません。

サンジェルマン伯爵の伝説 不老不死

紫の花
サンジェルマンの伝説は沢山存在しますが、その中でも特に興味深いのが、彼が不老不死である、という伝説です。

1710年にサンジェルマンにあった作曲家のラモーは、当時「彼は50歳前後に見えた。」といい、その25年後に再開した時は「25歳くらいにしか見えなかった。」と自身の日記に残しています。

この事に関して、サンジェルマンのチャネラーとして有名なボブ・フィックスは、以下のように言っています。

ボブ「彼は何十年経っても要望が変わらなかったそうですが、彼は錬金術から、身体の成分を変える方法を学びました。」

ースターピープルより引用

ただ、サンジェルマンはそんな自身の不死について「そんなものは子供の遊びだ。」と一蹴しています。サンジェルマンが伝えたいのは、そうした超人的な能力ではなく、人々の実際の「目覚めの体験・定着」の重要性だからです。

ちなみに、アセンデッドマスターが何千年も生き続けるという例は他にもありますが、彼らもまた、自分の起こす奇跡を自慢したりすごいものとすることは一切ありませんでした。

証言が似ている例としては、インドの聖者であったニーム・カロリ・ババ を挙げる事ができます。

ニームカロリババに何十年も前に会った人が、数十年ぶりに彼に会ったところ、姿が全く変わっていない事に腰を抜かした。という証言があります。

他にも、インドのヒマラヤに住んでいるとされているババジは何千年も肉体を保持している不老不死の聖者と言われており、アメリカに絶大な影響を及ぼしたパラマハンサ・ヨガナンダのグルとして知られています。

サンジェルマン伯爵は私達に何をもたらす?

窓を見つめる女性
サンジェルマンは、1人でも多くの人たちの覚醒を願っているとそう思います。その為、あらゆる叡智によって、人類の意識を開き、ハートを開くお手伝いをしてくれようとしています。

サンジェルマンは、私たちの意識の覚醒のために現代に来ていて、人類が力・二元性という古い生き方から新しい非二元的な生き方に移行するための手助けを行なっているのです。

ちなみにここで使う覚醒とは、決して超能力を得るとかそういった類の話ではなく、スピリチュアルエゴを取り払った純粋な「IAM」にとどまるということを指しています。

サンジェルマンが私たちにもたらすもの…それは真実への道、そして真実そのものとしての在り方です。彼が現代の人々に伝えるメッセージの基本は、「学ぶ」のではなく、「生きる」こと。自分の体験として「IAM」を生きることです。

そのために、本やセミナーやチャネリングを通して、新しい自愛の方法や二元性の統合について、非常にわかりやすく丁寧に説明してくれているのです。

その証拠として、実際にサンジェルマンの直接的導きを受けた人々が、世界中には沢山存在しています。

サンジェルマン伯爵の導きを得た人たち

天使の石像
サンジェルマンのチャネラーは現在、この世界に1000人以上、存在しているという説があります。

そんな中でも今回は、日本におけるスピリチュアルな世界で活躍している4名の方をご紹介します。

山川紘也&亜希子夫妻:スピリチュアルな世界では非常に有名な山川夫妻。彼らがスピリチュアルな世界に入ったのもまた、サンジェルマンの導きがきっかけだったそう。夫妻の有名な翻訳本「アウト・オン・ア・リム」はサンジェルマンに導かれ、世に出した作品だった。

アルーナ・バイヤースアルーナさんは、1985年の6月にサンジェルマンと出会い、彼のチャネリングを始めるに至った人物です。インドの聖者、パパジに会う際にも、サンジェルマンがその準備をさせ、導いたそう。
多くの人が全身全霊で覚醒にコミットできるよう、日々、アルーナさんに伝言している。

ボブ・フィックス:1985年ごろからサンジェルマンのチャネラーとして活躍し、サンジェルマンからアセンションの本質を学んだ人物の1人です。サンジェルマンから日本へ以下のような重要なメッセージも伝える役割を果てしており、頻繁にチャネリングを行なっています。
「日本には、成すべき重要な役割があり、日本には覚醒とアセンションの準備ができている人が沢山存在している。ご自身の国を大切に。特に神社など古代から続く慣習を大切に。」

以上の内容は、スピリチュアルな世界をいかにサンジェルマンが支えてきたかがわかる内容です。

多くの人を覚醒に導き、今もなお導き続けている人こそが、サンジェルマンなのです。そして、私もまさに導いてもらった1人だったと感じるエピソードがあるので、ご紹介させてください。

私が体験したサンジェルマン伯爵による導き

シヴァの銅像
私自身、サンジェルマンからの導きを受けたと感じる出来事があります。それは、不思議なことに私の誕生日周辺に起こりました。

当時、私は一瞥を体験後、ひたすらに悟りを求めて、猛烈な探究を続けていました。悟りを見出したくて、もがきにもがいて、堪らず1人で号泣することもあったほど、悟りを熱望していた時期でもあります。

当時の私は、自分の最も敬愛する聖者の1人であり今は亡きパパジに会えたらどれだけ幸せか…。とそんな風に毎日考えていました。

そんな中、誕生日を迎えるのですが、ちょうどその日、私は友人から阿蘇に行くお誘いを受けており、その友人の阿蘇の自宅に寄る機会がありました。とても自然の美しい場所でした。

ただ、その時の私の内面は、相変わらず打ちひしがれており、悟りを見出したいという思いでいっぱいでした。

そんな時です。友人が私におもむろに見せてくれたものがありました。

サンジェルマンについての特集が組んである雑誌でした。

彼女はその雑誌を私に貸してくれ…その日はまだ読むことがなかったのですが、その誕生日の日の夜に、たまたま見つけて読んだ本が「覚醒の道」という本。

アルーナ・バイヤースという方が執筆した本で、アルーナさんはなんとサンジェルマンのチャネラーでした。そして彼女はなんと、私の敬愛するパパジの元で覚醒した人の1人でした。

しかも彼女は日本に住んでおり、会える距離にパパジと関わりのある人がいることを知ったので、このシンクロニシティには本当に驚きました。

「すぐさま会いたい!」と感じた私は、東京行きのチケットをその場で予約。個人的にこの導きは、聖霊からの誕生日プレゼントだと感じました。

その後、東京に行って実際に彼女に会うまで、私はサンジェルマンという文字を頻繁に見かけるようになり。

直感的に、サンジェルマンが私の「悟りたい!パパジに会いたい!」という熱望を聞き入れ、アルーナさんに導いてくれたのだと感じました。

面白い事に、アルーナさん自身もサンジェルマンに導かれ、パパジと会う事になった人物です。そうした実体験から考えても、彼が多くの人の覚醒を支えているのは、間違いありません。

ちなみに、実際にアルーナさんにお会いし、覚醒のためのサットサンに参加した時の詳細は、以下の記事で詳しく記載しています。

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終わりに

以上、今回は謎多きアセンデッドマスター、サンジェルマンにフォーカスを当てて、お話しさせていただきました。

いかがだったでしょうか?

彼のことを書いていて今回感じたことは、やはり謎に包まれている部分も多い人物であるということです。ただ、水面下で非常に大きな働きをしている人物であることに間違いはなく、私たち人類の成長・進化具合に合わせて、導いてくれているのを感じます。

彼の伝える内容はいつも非常に本質的であり、地に足がついた内容で、深いものがあります。

最後は、そんなサンジェルマンの言葉で終わりたいと思います。


答えは、常に内側からやって来ます。答えとは、「アイ・アム・ザット・アイ・アム(我は我たるもの)」であり、それは解釈を超えたものです。悟りを誰かから、何か別のものから得ることはできません。

ーサンジェルマン

愛を込めて。

リリ

サンジェルマン伯爵のオラクルカード

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