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リリ
目覚めの案内人
純粋な非二元(悟り)の観点から心のセラピストとして活動しているリリです。
幼い頃から、この世界への諸行無常感を抱え、極度に繊細で敏感(HSP)な自分に生き辛さを感じいました。20代の時に訪れた絶望を機に悟りの探求を始め、一瞥・覚醒を数度体験。
セッションでは表面的な改善でその時だけの状況を変えていくのではなく、より本質的かつ根本的な改善方法に導くことを心がけています。
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マヤの予言の真実とは|失われた知恵と愛の教え

マヤ文明

こんにちは。リリです。

一時期、世界ではマヤの予言が話題になっていました。マヤの暦によると、2012年12月22日に世界は終焉を迎え、人類は滅亡する。と言われていた為です。

マヤの文明やマヤ暦は非常に正確かつ神秘的で、未だに科学で解明できないような技術を持ち合わせている文明です。よって、多くの人がその予言を信じ込みました。

ただ、ノストラダムスの大予言と同様、その後10年近く経った今も、地球は滅びることなく現存しています。では一体、マヤの予言とは何だったのでしょうか?

マヤの予言の真実とはどこにあるのでしょうか?「マヤ予言=怖いもの」と考えている人も多いですが、今回はその真相を探ってみようと思います。

目次

マヤの予言とは何だったのか?

マヤ文明
そもそも、マヤの予言とは何だったのでしょうか。

マヤは、人類が2012年〜2015年の間に非常に混沌とした状態に陥るだろうと予言しました。その結果、2012年当時、多くの人がこの世界が滅亡すると信じられていました。ですが、結局この世界は滅びることはありませんでした。

ただ、冷静にみていくと、マヤはそもそも、人類が滅亡するなどとは言っていませんでした。ただ、地球が混沌とし始め、状況の中で大きな変化が起こると予言していたのです。

学者たちの誤解

当時の学者たちは、マヤ暦を研究していくうちに、2012年が人類の滅亡の年になるという結論に到達しました。

しかし、マヤの民族のトップ「マヤ民族長老評議会」と実際に話したことがあるドランヴァロによると、それは大きな誤解だそうです。

地上で誰よりもマヤ民族とその文化について多く知るとされているマヤ民族長老評議会の統括だったアレハンドロ師が、マヤの2012年の予言について語ったのは、次のようなことでした。

  1. まず、2012年付近にマヤが”時間の終焉”と呼んでいる時間の窓がある。
    この窓は2007年10月24日に開き、いつ閉じるのか正確な日付は伝えられていない。
  2. マヤの予言が2012年の12月21日ちょうどに始まるという可能性はまずなく、それは時間の終焉の窓のどこかで始まる。
  3. それに伴い、物理的な地軸の移動が起こる(参照文献:マヤン・ウロボロス

上記の時間の終焉とはまさに、滅亡を連想する人も多いでしょうが、私は悟りという意味合いでの時間の終焉なのだと捉えました。

というのも、悟りを見出した人が皆、共通して主張するのが「時間などない。そもそも時間は概念に過ぎず幻想である。あるのは今ここだけ。」というものだからです。

よって、アレハンドロ師のいった「時間の終焉」も、そもそも時間などないと気づく、そんな時代が到来し始めるという意味であるように感じました。つまり、目覚めの時代の到来だと。

ちなみに、アレハンドロ師と直接対話したドランヴァロは、マヤの予言に関して以下のように述べています。


現存するマヤ人たちの意見に十分耳を傾ければ、それは(滅亡の日とされていた日付)新しい人類の誕生であると考える方が正確です。もっとはっきり言えば、新しい意識の誕生です。

ードランヴァロ・メルキゼデク

これは、スピリチュアル界における2012年、地球は新しい次元に移行し進化していくと唱えたアセンション説と非常に一致する内容です。

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よって、多くのスピリチュアルな人たちは、マヤの予言は地球のアセンション時代到来を示唆していたのではないかと結論づけました。

なぜ、2012年12月21日だったのか?

砂に埋まる懐中時計
マヤ暦は地球上で最も正確だと言われている暦です。このマヤ暦の正確さには、世界中の科学者が驚きました。だからこそ、そんなマヤ暦が終わる2012年12月21日にこそ、地球は滅びると誰もが信じました。

ではなぜ、2012年12月21日だったのでしょうか?そして、この日付が本当のところ、何を意味していたのか…その真相を知る人は未だ多くはありません。

そんな、マヤの予言の本当の意味を知るには、時間のサイクルについて考える必要があります。ただ、非常にややこしい話になりますので、なんとなくで聞いていただければと思います。

春分点歳差による時間のサイクル

マヤ文明の象徴的マーク
上記写真のようにマヤの太陽暦では、輪の中に輪があって、その全てが同調しています。
これらの輪の1つが「春分点歳差」によるサイクルで1周期がおよそ、2万5625年であると言われています。

春分点歳差とは…地球の歳差運動により、天文学上の現象として、春分点・秋分点は黄道に沿って少しずつ西向きに移動することになり、これを歳差と呼ぶ。 この歳差の周期は約25,800年である。(ウィキペディアより引用)

そして、マヤの太陽暦の春分点歳差の大きな輪の中には、およそ5125年周期のマヤ長期暦の輪が隠されているとされています。そして、5125年を5倍すると、ちょうど2万5625年になるのです。

マヤの長期暦の5125年周期は、春分点歳差のサイクルと、5回のうち4回は一致しませんが、2万5625年ごとに一回、この2つのサイクルは完全に一致します。

それがまさに、2012年の12月21日だとされているのです。それにより、2012年の12月21日がマヤの予言として特別な日だとされていました。

マヤの予言のポジティブな面

木々の隙間から漏れる陽の光
マヤの予言は今まで、非常に恐ろしいものだと捉えられることも多かったように思います。

実際、マヤの予言では2012年に地球に混乱がもたらされると伝えられました。そして、やってくる変化には多くのネガティブなことが含められると。

実際、そこから10年近く経った今でも、私たちが生きているこの時代は、控えめにいっても危うい部分があります。

というのも、戦争は未だに終わることなく世界中で起こっていますし、貧困層の問題や難民問題が終わることもないからです。加えて、ウイルスによる感染症は世界的な脅威として今特に猛威を振るっています。マヤの予言は、そんな地球の混乱をずっと昔に予言していました。

しかし、マヤの予言にはそれと同じくらいに非常にポジティブな側面も含まれていたのです。

というのも、私たちが今経験しているこの混乱は”始まり”に過ぎず、その”始まり”は決してネガティブなものだけではなく、今現状としてあるネガティブさと同じくらいポジティブな面があるとマヤは知っていたからです。それは人類の惑星レベルでの意識の飛躍を意味していました。

私たちは「現実」という夢の中で生きており、夢から目覚めた時、私たちは自分が純粋意識であることに気がつきます。言い換えるならば、悟りを見出すということです。それがまさに「意識の飛躍」を表しています。

マヤの予言によると、その時が2012年の12月21日以降、私たち人類に訪れています。私たちが本来、誰であったかを思い出す時が来たのです。そして、それは2021年現在も、続いているとそう感じます。

これ以上の希望はないと、私はそう思います。

マヤの予言の真実とは

宇宙
では、これまでの内容を総括して、「マヤの予言の真実」について考えてみたいと思います。

マヤの予言 総括
  • マヤの予言はそもそも人類の滅亡を唱えてはいなかった
  • マヤの予言によると2012年12月21日から地球には混乱がもたらされると予言された
  • 実際、今の地球は危うい状況にある
  • しかし、それと同じくらい、ポジティブな変化が起こっている
  • ポジティブな変化とは人類の意識の飛躍
  • 最終的な意識の飛躍が起こると時間は終焉する

こうした内容を見ていくと、マヤの予言は決してネガティブな面に偏ったものではなく、2012年当時話題になっていた、アセンション時代到来ということへのサインだったとそう思います。

つまり、マヤの予言の真実とは、アセンション時代(悟り・目覚めの時代)の始まりの予言とそう言えるのではないでしょうか。

参照書籍:マヤン・ウロボロス

終わりに

以上、今回は「マヤの予言」という少し変わったテーマについて、記事にさせていただきました。いかがだったでしょうか?

マヤの暦などは非常に高度で科学者も驚くほどの正確さを持っているとされていますが、太陽暦の部分は説明が難しく、分かりづらかったら申し訳ないです。

そもそも、なぜ今頃になって私がマヤの予言について書こうと思ったのか。それには理由がありました。

その理由とは、私が日々発信している悟りの教えをあらゆる角度で学ぶ中で、宇宙世界のことを学ぶ機会も多く、その中の1つがマヤ文明だったから、というものです。

それまでの私はマヤ文明に関して全くの無知であり、2012年当初も、世界中でマヤの予言で騒がれているにもかかわらず、私はというと、殆ど興味を持っていませんでした。

当時、マヤの文明による建設物の高度さ・精密さなどが話題になっても「よくわからないけど、本当にすごいなー。」なんて、そんな風に能天気に考えていたものです。当時は、謎に包まれた解明できないものだと感じていました。

そんな中、20代になり、悟りに導かれ、それに関連してアセンションについて学んでいくと、マヤの予言がアセンションに非常に共通している内容が多いということに気がつきました。マヤの文明も結局、悟りの教えにつながっていたのだと。

そのほか、エジプト文明などもそうであることに気がつき、やはり行き着く先はそこなのか…と納得し、今回のマヤの予言に関して調べ、さらに納得した次第です。

2012年に話題になった内容なので、非常に今更感はあるものの、あえて今回マヤの予言に関して書いてみようと思ったのは、そうした理由からでした。

今となってはマヤの予言は過去のものですが、人類の進化・成長(アセンション)は続きます。マヤの予言や文明は、今もそんな人類の意識の成長・進化を応援してくれているのかもしれません。

ということで、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

愛を込めて。

リリ

マヤ文明

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