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リリ
目覚めの案内人
純粋な非二元(悟り)の観点から心のセラピストとして活動しているリリです。
幼い頃から、この世界への諸行無常感を抱え、極度に繊細で敏感(HSP)な自分に生き辛さを感じいました。20代の時に訪れた絶望を機に悟りの探求を始め、一瞥・覚醒を数度体験。
セッションでは表面的な改善でその時だけの状況を変えていくのではなく、より本質的かつ根本的な改善方法に導くことを心がけています。
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エニアグラム【タイプ3 達成する人】ってどんな人?特徴・輝き・囚われ・成長の方向性について

エニアグラム

こんにちは。リリです。

今日はエニアグラムのタイプ3「達成する人」にフォーカスを当ててお話をしていきます。

エニアグラムは私たちの意識が成長進化し目覚めていく上で、非常に強力なサポーターとなってくれる自己探求ツールです。

自分のタイプを知ることはもちろん、他者のタイプも深く知っていくことで、より円滑で純粋な人間関係を築くことが可能となっていきます。

では、タイプ3は一体どんなタイプなのでしょうか?早速、見ていきましょう^^

目次

エニアグラム タイプ3の特徴

エニアグラム
イラスト著作元:https://www.instagram.com/la.petite.asa/
タイプ3達成する人の特徴

・自信家
・野心的

・自己陶酔的
・適応力がある
・イメージを重視する
・成功志向
・スター性
・優雅
・自分を信じる
・目標志向

・ワーカホリック、過活動

タイプ3は「達成する人」と呼ばれ、自分が実際にイメージできることは実現できると信じる力を持っています。

そして実際にそのヴィジョンに向けて現実的な行動を忍耐強く起こしていくことができます。

人生において「成功」が重要であると強く感じるタイプです。

そんなタイプ3の根源的欲求は、人々に受け入れられる(認めて肯定される)ことです。

スター性がある人も多く、成功に邁進し、その優雅さと成果の高さゆえに尊敬されることも多いです。

日本で有名な方としては木村拓哉さん、松田聖子さんなどまさにスターとして活躍している方々が、タイプ3の例として挙げられます。

海外の方だと、トム・クルーズや、ポールマッカートニーなどがタイプ3となります。

ただ、同じタイプ3でも精神面の健全度によって、表出化する特徴は全く変わってきます。

健全で最高の状態のタイプ3

健全な状態のタイプ3は、あるがままの自分自身を受け入れ、自立していて純粋で信頼のおける人間性を持ちます。

人によっては「完璧な人」に見えることもあります。

ただ、その中でも自分の限界もちゃんと受け入れて、できる範囲で自分自身のコア(中心軸)を基に生きるようになります。

健全である時、タイプ3は自分が成長進化することで、世界に自分の能力が役立っていくことに深い喜びを感じます。

その結果、様々な分野で成功を収めることが可能となります。

他者はそんなタイプ3の人々を見て、自分の希望や夢の実現力を彼らの中に見出します。

いわば、「人々の希望の光」となるような、そんなパワーを持っています。

通常の状態のタイプ3(大半の人が当てはまるノーマル状態)

通常の健全度のタイプ3は「他者よりも優秀でいなくては、成功しなくては。」というような思いに駆られやすく、その結果、競争心が生まれていくこともしばしばです。

人生の「勝利者」となることを重要視し、有能で目的の達成のために尽力しますが、その冷静で洗練された姿の奥には、計算高さと非常さが秘められています。

また、承認欲求が強いタイプなので、自分が他者にどう見られているかを極度に気にします。

人の目に映った通りの自分に満足せよ

マーシャル

他者によく見られようとしたり、認めてもらおうとするあまり、見栄を張ったり、勘違いな自尊心を持ってしまうことも少なくありません。

しかし、そうして他者からの承認に目を向け続けた結果、「結局、自分は何を望んでいたんだ?」と言う問いが生まれ、その答えはなかなか見つけることができません。

そこでふと、本来のありのままの自分では愛されないことへの悲しみを感じてしまうことも少なくありません。

タイプ3の思考一例:「私はそのままでいたら愛されない。愛されたかったら何かをしないといけない。もっと能力を高めないといけないし、全てをちゃんとこなしていく必要がある。」

不健全の状態のタイプ3(病理的状態)

不健全なタイプ3は失敗を恐れて搾取的なご都合主義になります。

悪意で人々を欺いたり裏切ったり妨害したりして勝利を求めます。

「自分が良ければそれでいい」という風に考えるようになり、自分の目的のために他者を容赦なく利用しようとしていきます。

不道徳で病的な嘘をついたり、利用できる人はとことん利用し抜きます。

その結果、信望は全く無く、他者に対しては無意識の嫉妬を抱くようにさえなります。

あまりにも健全度が下がっていくとサイコパス性を持って「悪魔」のように残酷に他者を破滅させようとすることさえ、あります。

ふと、自分がおかしいことに気づくこともありますが、不安になったり罪悪感を感じる代わりに、感情を完全に消してしまおうとします。何も感じなくなってしまった結果、空虚感だけが残る…、という苦しみが待っています。

タイプ3の輝き

タイプ3の固有の輝きは「健全な自己愛」です。

自分を健全な方向性で愛している場合、誰かと競い合ったり、自分の限界を無視して、いき過ぎたりすることはありせん。

自分自身の才能と望む未来に向けて、最大限に生かすために時間と労力を使うことができます。

タイプ3の健全な自己愛はナルシズムと傲慢さが相まったようなものではなく、謙虚さと自分の才能への確かな評価に基づきます。

タイプ3の囚われ

タイプ3の囚われは「真の自己成長・進化への怠惰」です。

通常のタイプ3は本当の自分ではなく、他者からどう見られているかという外側のイメージを重視しますので、外側の完璧さを取り繕うのに必死になります。

しかし、実際には見た目ほど完璧では無いことも多いです。

心の奥底では、そんな自分の演じている「役」が自分の本当の姿では無いことを自覚しています。

ただ、本当の自分では愛されない・認められないという恐怖がありますので、そんな自覚を無視して、演じている「役」としての自分を本物だと思い込もうとして自分を欺き続けます。

その結果、本質的な成長が疎かになっていきます。

タイプ3のコミュニケーションスタイル(会話形式)

タイプ3の会話スタイルは「宣伝的」です。

常に、自分のやっていることや成し遂げてきたことがどれほど素晴らしいものかを語ったり、あなたに何かを売り込もうとしたりします。

よって、タイプ3の話し方は、時に押し付けがましかったり自慢めいていたり、せっかちに聞こえる時もあります。

あるタイプ3の方が以前、以下のように語ってくれました。

私は何か自分の成功をアピールできるものがある時は同窓会に行きますが、それが何も無い時は決して行きません。

タイプ3のウイング(サブタイプ)

タイプ3の場合、「タイプ2:助ける人」「タイプ4:個性を求める人」がウイングとなります。

エニアグラム

メイン「タイプ3達成家」+ウイング「タイプ2献心家」の特徴

2のウイングを持つタイプ3は「魅了する者」と表されます。

このサブタイプの人々は外交的で元気があり、タイプ7に似た部分があります。

健全な場合

健全度が高い場合、もう一つのサブタイプよりも感情に動かされやすく、のびのびしています。

タイプ2の要素が入っていますので、フレンドリーさや寛容さもあり、愛されることを望み、人と親密でいたいと言う衝動を持っています。

通常〜不健全な場合

通常の健全度の2のウイングを持つタイプ3の場合、人から好かれ感心されたいと言う欲求が強くあります。

それゆえに、直感的にどうやって相手を感心させるスイッチを入れるかを理解している為、そのことに没頭してしまう傾向があります。

また、競争心は強いですが、普通は表に出しません。

人々と社会的な関係を築いたり、親密な状況を生み出すために、あらゆる自己イメージを作り出し、状況に合わせてその「役」そのものを演じていきます。

メイン「タイプ3達成家」+ウイング「タイプ4芸術家」の特徴

4のウイングを持つタイプ3は「プロフェッショナル」と表されます。

このタイプの人々は自分自身の個人としての魅力を高めるよりも、仕事やキャリアの成功により自信をつけようとします。

自分自身の魅力よりも自分の仕事が傑出していて、それによって人から賞賛を得られることを望みますので、仕事に対して強いエネルギーを注ぎがちです。(ワーカホリックになりやすい)

健全な場合

健全な状態の4のウイングを持つタイプ3は自分の仕事を十分に楽しみます。

そして、プロ意識を守るためにプライベートを犠牲にすることを厭わず、もう一つのサブタイプよりも真面目で仕事志向です。

タイプ1と似ている印象を与えることも多いタイプです。

通常〜不健全な場合

通常の状態ですと、強い野心と自信のなさが同居しており、それがプレッシャーや不安を生み出すことも少なくありません。

また、もう一つのウイングタイプよりも非社交的です。

自意識過剰であると共に、自己卑下をするところもあり、矛盾を抱えて苦しくなることも。

タイプ3が成長するための8つの助言

・時には休んでリラックスする時間を保つことが非常に重要

・無意識のうちに無理をしてしまうことが多いので、1日の中でどこかリラックスして深呼吸できる瞬間を作る

・自分の仕事に必死になりすぎるのではなく、自分自身が今、何を感じているのかをその都度、確認していく

・自分の弱い部分や不安を素直に話せる信頼できる人を見つける(良いカウンセラーなどがいると非常に役立つ)

・誰かに披露するためのものではなく、自分自身のために創造性を発揮する

・瞑想を行う(タイプ3は慌ただしく落ち着くが無いので特に効果が得られる)

・自分がリーダーではなくチームの一員として役立つことのできる領域を発見する

・自分の内面とつながることのできる聖なる空間を家の中に作ってみる(仕事とは一切関係のない空間)

タイプ3の有名人

トム・クルーズ、スティング、中田英寿、江川卓、木村拓哉、松田聖子、郷ひろみ、ポール・マッカートニー、シャロン・ストーン、エルヴィス・プレスリー

エニアグラムの探求を本格的に学びたい方へ

エニアグラムは自分の無意識の囚われや輝き、行動様式を明らかにし、自分自身のエゴ(自我)を超えるその方向性を示してくれる「素晴らしい目覚めへの地図(覚醒ツール)」です。

もっと深く学びたい。」「自分のタイプを明確に知りたい。「自分の意識の成長に活かしたい。」という方のためにエニアグラム探求のセッションを行っています。

簡単な診断ではなく、深く深く追求して、間違えたタイプの探求が起こらないように診断していきます。

自分の成長進化、目覚めのための地図づくりであるとともに、他者との調和も意識していきます。

もし興味のある方はぜひ、以下よりご確認ください。

終わりに

以上、今回はエニアグラムの「タイプ3達成する人」についてお話しさせていただきました。

いかがだったでしょうか?

タイプ3の人が成長していく中で重要になってくるのは「今ここ」にくつろぐことです。

常に何かを追い求めてしまうところがあるので、リラックスすることが何よりのキーです。

タイプ3の方々は、一見自信満々の余裕のある完璧に見える人も多く、まるで隙がないように思えることもあると思いますが、実際の内面では色々な葛藤や矛盾を抱えており、繊細な面も多いです。

そうした部分を踏まえた上で接すると、より良い関係性を築いていけることだと思います^^

それでは今日はこの辺で。

愛を込めて。

リリ

エニアグラム

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