こんにちは。リリです。
ソウルメイトやツインソウルとの出会いというのは時に、非常に甘く美しいものであると同時に、深い悲しみをもたらすことがあります。
なぜかといえば、愛しているのに離れないといけなかったり、共にいるのが苦しくて、片方が限界になり、一緒にいることが難しくなる時があるからです。
よって、「ソウルメイトやツインソウルは出会っても一度は離れる。」という理論があります。
この理論は本当なのか?というところについて、今日はお話していきます。
ソウルメイト・ツインソウルは一度、離れる?
ソウルメイトやツインソウルは基本的に、私たちの魂の成長・進化のために出会う人たちです。
魂の成長・進化とは、私たちが無条件の愛を学ぶために起こるものであり、全ての魂が、あらゆる形を取りながら、日々、成長・進化していっています。
無条件の愛とは、他者をあるがままに受け入れ許す、であったり、自分をあるがままに受け入れ許すことを指します。
どんな自分も他者もそのままに受け入れ愛する。ということです。
ですが、これは決して簡単なことではありません。
事実、この世界には批判・ジャッジが溢れかえっています。
多くの人が誰かを許せずに人間関係でトラブルを抱え、自分自身のあるがままを否定して生きています。そして、怒りや不安や苦しみに硬く蓋をして、直視せずに生きています。
そんな苦しみを愛で溶かすために出会うのがソウルメイト・ツインソウルです。
よって、ソウルメイトやツインソウルは時に、私たちのいた〜いところをピンポイントで鏡として見せてきて、あるがままの自分への愛を促したりします。
他にも、相手をあえて傷つけて(本人は顕在意識では無自覚ですが)相手に「本当の愛ってなんだろう?もう疲れた。私は本当の愛を知りたい。」という風な”真理の切望”へと促したりします。
なので、ソウルメイト・ツインソウルは時に、未熟な仮面を被って現れてくるのです。
そしてそんな時に、起こるのが「別れ」です。
お互い、惹かれあっているにも関わらず、あなたは相手の行動にあまりにも傷ついて、別れを選択せざるを得なくなる、もしくは相手がそうなります。
ちなみにこれは、恋愛関係に限らず、起こることです。
ただ、その上でソウルメイトやツインソウルとの別れについて1つ言えることは、全てが純粋な愛で始まり、そしてやはり純粋な愛によって、終わるということです。
ソウルメイトと離れるタイミングとは?
ソウルメイトと離れる…そのタイミングは様々です。
ただ、その中でも多いパターンを挙げます。
- 二人の関係を通して相手だけが霊的に成長した場合
- 二人の関係を通して自分だけが霊的に成長した場合
- お互いがお互いから学ぶべきものを終えた時
どちらか一方が飛躍的な霊的に成長を遂げた場合、その2人が一緒にいるのは非常に困難です。
その時起こる事として、成長していない側が必死になって引き摺り下ろそうとする、もしくは、成長した側が相手を引き上げようとする、ということが起こっていきます。
そんな中、成長した側と一緒に引き上がろうとする謙虚さを持ち合わせた人は稀です。
多くの場合が、そのタイミングで成長度の違いにより、自然と離れる流れへと変わっていきます。
逆に、成長しなかった側が成長した側を引き摺り下ろそうとしてきても、成長した側にはそのエゴが見抜けるようになっているので、愛を持って離れる、という選択を行うことがほとんどです。
よってそうして離れる時は、本当に、人生がそのように仕向けたかと思えるほどに離れる流れになっていきます。
依存と執着によって離れないように、どうあがいても無駄…そんな感じです。
相手が成長して再び結ばれるのか、それは神のみぞ知る、です。
もし、ソウルメイトと離れたとしても大丈夫
ただ、ソウルメイトの場合、世界に1人というわけではないので、あなたの成長に合わせて、その後、さらに愛の深いソウルメイトに出会うこともあります。
ツインソウルの場合、「魂の片割れ」なので、何人もいるわけではありませんが、離れてその後、再び繋がることもあれば、それぞれに幸せになることもあるでしょう。
でも、もしそんなソウルメイトと離れる流れがあなたの人生来たならば。
これは確実にネガティブな流れなのではなくて、恩寵としての流れだということだけは知っていてください。
恋はときに盲目です。(※もし、それがたとえ友人関係や親子関係であっても、相手への強烈な依存心があった場合、同じです。)
ですから、離れないといけなくてどうしようもなく苦しい時は、恩寵とは思えないかもしれません。
ですが、確実に「あの時、離れてよかった。」そう思う時がきます。
私が体験したあるソウルメイトとの離別
私自身、自分への愛が極端に欠如している時に出会ったソウルメイトがいました。
当時はその方に盲目的に惹かれて、非常に依存して執着していました。
よって、人生がその人と別れる流れを生み出した時は、本当に本当に辛かったです。
ですが、その方がもたらした苦しみによる絶望の中で、「本当の愛を知りたい!」と切に願い、悟りの教えに出会ったあとの人生の流れは、もう、恩寵でしかありませんでした。
当時、絶望の中から、本当の愛である無条件の愛を悟った私の内側に、どんどん愛が育まれていったのです。
そのように、自分への愛が育まれていけばいくほど、私の盲目さは取り払われ、「この先、自分はその人といても幸せにはなれない。私はこの人に本当の意味では愛されていないし、大切にされていない。」という事が冷静にわかっていきました。
そして、人生が生み出した流れのままに、自分から別れを選ぶことができました。
当時、その選択を自分で行うのは本当に苦しかったですが、今は、あの時あの選択をできた自分に本当に感謝しています。
というのも、その苦しみの体験のおかげで、私は本当の愛をしることができたし、その後、沢山の”本当の愛のご縁”に恵まれることができたからです。
終わりに
というわけで、今回はソウルメイトやツインソウルとの別れ、についてお話させていただきました。
ソウルメイトやツインソウルとの別れによって大きな意識の飛躍を起こす魂も少なくありません。
だからこそ、ソウルメイトやツインソウルとは1度(もしくはずっと)、離れるというのは起こりやすい事と言えるでしょう。
ですが、全く離れる必要のないソウルメイトやツインソウル、というのも多く存在します。
お互いに魂の成長・進化がある程度、進んでいたり、大きな試練が起こっても、お互いへの無条件の愛によって乗り越えることができる関係であれば、離れる経験は必要ありません。
もちろん、生きていれば、色々な困難は立ちはだかりますが、その都度、時には衝突しながらも困難を乗り越え続け、愛を深めていくのです。
結局のところ、お互いがお互いをあるがままに受け入れ、認め合っていれば、大丈夫なのです^^
あるがままを愛する。これが全てです。
というわけで、今日はこの辺で。
愛を込めて。
リリ