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リリ
目覚めの案内人
純粋な非二元(悟り)の観点から心のセラピストとして活動しているリリです。
幼い頃から、この世界への諸行無常感を抱え、極度に繊細で敏感(HSP)な自分に生き辛さを感じいました。20代の時に訪れた絶望を機に悟りの探求を始め、一瞥・覚醒を数度体験。
セッションでは表面的な改善でその時だけの状況を変えていくのではなく、より本質的かつ根本的な改善方法に導くことを心がけています。
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エニアグラム【タイプ6 信じるものを求める人】ってどんな人?特徴・輝き・囚われ・成長の方向性について

エニアグラム

こんにちは。リリです。

今日はエニアグラムのタイプ6にフォーカスを当ててお話をしていきます。

タイプ6は忠実家と呼ばれたり、信じるものを求めるものと呼ばれるタイプで真面目な人たちが多いです。

日本人はよく「働き者・真面目」なんて言われますが、日本の社会は「タイプ6的社会」だと言えます。

そのように、実はそれぞれの国の社会構成にも、エニアグラムの各タイプの個性が大きな影響を与えているのです。

エニアグラムは、自身の自我の気質を知るだけではなく、社会の成り立ち、他者の性格システムなどを学ぶ上でも非常に役立つ非常に優秀な目覚めのためのツールです。

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目次

エニアグラム タイプ6の特徴

エニアグラム
画像著作元:https://www.instagram.com/la.petite.asa/
タイプ6信じるものを求める人の特徴

・忠実
・他者に頼りがち
・責任感が強い
・不安を感じやすい
・疑い深い
・人を惹きつける魅力がある
・安全を好む
・勇気がある
・忍耐強い
・自尊心の欠如
・他者への不信

タイプ6が「信じるものを求める人(忠実な人)」と表現されるのは、全てのタイプの中で、友人や信念に対して最も忠実だからです。

彼らはたとえ、自分が危険に瀕する状況にあっても、他のタイプよりも遥かに長く、あらゆる種類の関係を手放そうとせず、尽力します。

また、このタイプは考え方や信念にも忠実です。

ただ、それは自分の信じるものに対してのみであり、現状維持に同調したり、ただルールに従うというわけではありません。

その人それぞれが持つ信念によっては、ルールや現状に対して反抗的で半権威的で革命的になることもあるのです。

ただ、どちらにせよ、自分自身のため…というよりも、自分の信じることのために忍耐強く戦うパワーを持っています。

よって、自分自身よりも自分の大切な人やものを守ろうとする傾向があります。

タイプ6はそんなに他者や信じるものに忠実である理由は、見捨てられて置き去りにされたくない。という恐怖があるからです。

よって、タイプ6の人生の中心テーマは「自信喪失」です。

自分を信じて自分の内側に導きを見出すことが重要となります。

健全で最高の状態のタイプ6

健全なタイプ6は、他者からの強い感情的反応を引き出すことができます。

人を惹きつけ、人の心に訴え、人に慕われ、愛らしく、愛想よく、陽気で、たくさんの人に愛されます。

自分と関わりを持った人々との関係を大切にして忠誠を尽くすので、他者はタイプ6の人々に対して、親密な気持ちを抱き、彼らを助けて守ってあげたいと思うようになります。

自分に対する自信や自己信頼もあり、その結果、積極的に自身の創造性を存分に発揮できるようになります。

成長や改革、変化においてのみ、全く逆説的なことだが、
真の安定を見つけることができる。

アン・モロー・リンドバーグ

通常の状態のタイプ6(大半の人が当てはまるノーマル状態)

通常のタイプ6は、決定を下したり自分で責任を引き受けたりすることに恐れを感じます。

その結果、権威的な人に対して従順になり、命じられたことを忠実に実行するようになりますが、その権威に対して反発したい点を見つけると、自分の中に「忠実・反発」という相反する感情が生まれ、間接的で受動攻撃的な攻撃を起こすようになります。

その結果、タイプ6の行動はぐずぐずしたものになったり、あらゆることに優柔不断になったり、用心深くなったり、回避的になります。

自分の恐怖や不安を鎮める手段として、他者に罪を被せて自分を脅かすように見える人に対して激しく非難するようになることもしばしばです。

また、タイプ6は不安を感じやすいタイプであり、安全でないと少しでも思えることに対しては全く行動できなかったりします。

いつでも自分の未来の安全を思考で確保した上で行動する必要があり、しかし未来はわからないのでいつも思考が忙しく、どのような行動を起こしていくかに対して、恐怖を軸に判断を起こしていきます。

タイプ6の思考例:「安心・安全な選択を常に行う必要がある。未来が全く未知なことに対してのリスクを冒すことは決してできない。」

不健全の状態のタイプ6(病理的な状態)

不健全なタイプ6は、強い不安を感じ、激しい劣等感を抱いて他者にべったりと依存したり自己卑下的になります。

「自分なんて…」と自分自身の存在価値を卑下して、激しい劣等感を抱いて、憂鬱になり、自分は臆病で役立たずで無能な存在であるという思いに閉じ込められ苦しみます。

その結果、小さなことでも過剰反応するようになり、問題を誇張したり、極端な不安に駆られ、自分が他者に迫害され攻撃されていると感じるようになります。

そんな不安と自分の行動が招く結果から逃げるために自己破壊的になり、救いを得ようとして権威者に媚を売るようになり、自分が屈辱を感じることを自分に許していきます。

タイプ6の輝き

タイプ6の固有の輝きは「勇気」です。

健全なタイプ6の勇気は、非常に苦労して身につけたもので、不安や恐れを抱くという自分のそもそもの気質に逆らって獲得したものとなります。

自身の弱さを知った上での強さからくる勇気なので、そう簡単に崩れることがありません。

また、忍耐強さや自信も根付いており、他者に頼りすぎることなく、自分の能力を信じて突き進む力となります。

タイプ6の囚われ

タイプ6固有の短所は、「自分を頼る力の欠如」です。

タイプ6は正しい自尊心を築き上げることや自分自身を信頼することにエネルギーや関心を注ぐことが苦手です。

というのも、自分の面倒を見てくれる権威者や保護者に頼る方が楽だと感じるからです。

よって、このタイプの短所は怠慢(他人任せ)という形で現れます。

タイプ6のコミュニケーションスタイル(会話形式)

タイプ6のコミュニケーションスタイルは、「制限的」です。

タイプ6は、間違ったことを言うと批判されたり、攻撃されるかもしれないと考えます。

そのため、間違いを犯さないように正しいことを探し、制限を定める会話スタイルを無意識のうちに行います。

会話している相手が何に期待しているのか、その外に外れることがないように気をつけます。

タイプ6が他者と話すときの思考例:「相手が何を求めていて、何を期待しているのかを理解し、その上でこちらの気持ちと意向を明確に相手に伝える必要がある。

タイプ6のウイング

タイプ6のウイングは「5:調べる人」「7:熱中する人」です。

エニアグラム
画像著作元:リリ

メイン「タイプ6忠実者」+ウイング「タイプ5研究者」の特徴

メインのタイプが6のウイングが5の人々は「守る人」と表されます

健全な状態

このサブタイプの人々は、専門知識に秀でている人も多く、実際的な問題解決能力が優れており、分析家、社会評論家、教師などになることも多いです。

多くの場合、もう一つのサブタイプよりも集中力に優れており、ただ、その分関心事の範囲は狭まります。

政治的主張や、社会奉仕といった分野に関心があり、往々にして、社会的弱者とされるような人々の代弁をした擁護をするようなことに関心を向けます。

通常〜不健全な状態

このサブタイプを持つ人々はもう一つのサブタイプよりも自立していて真面目です。

他者からの助言や励ましを他者に求める可能性ももう一つのサブタイプよりも低くなります。

多くの場合、一人での行動を好み、世界に対して「この世は危険なもの」と見がちです。

刺激にも反応しやすく主張も強いです。

もし、自分の安全を脅かすと思われるものを見つけたら、それを激しく責めたり、スケープゴートしがちです。

メイン「タイプ6忠実者」+ウイング「タイプ7楽天家」の特徴

メインタイプが6でウイングがタイプ7の人は「良き友」と表されます。

健全な状態

このサブタイプの人々は魅力的で面白く、もう一つのサブタイプほどに生真面目でもありません。

重苦しい話題を避けがちで、しかし責任感が強く、家族や友人の安全と幸福を確保するために自身の犠牲を払うことを厭いません。

このサブタイプの人々が人付き合いが良いのに加え、活力やユーモア、体験への強い欲求があります。

また、自己軽視しがちで、恐れや不安を冗談や他者との絆で紛らわせようとする傾向にあります。

余談ではありますが、当記事を書いている筆者の私は、このタイプに当てはまります。お笑いが大好きなのは上記の要素が大きく関わっているように感じます。

通常〜不健全な状態

通常の状態だと、彼らは常に他者に好かれ、受け入れられたいと思っています。

けれども、自分が受け入れられるか不安が強いため、自分自身や自分の問題について思い切って他者に話すことは躊躇します。

その結果、人付き合いは良いけれども明らかに不安定…というような状況がしばしば起こります。

不安を鎮めるために買い物やスポーツ、人と時間を潰すといった気晴らしや娯楽に耽る傾向があり、不健全さが増してくると、過食・飲酒・薬物乱用といったあらゆる問題が生じていきます。

個人的な欠点による自己卑下や自身によって重要だと感じる人間関係の不安によって、鬱に至ることもあります。

タイプ6が成長するための8つの助言

・いつも不安でいることは異常ではないと気づく

・自分自身の不安を利用し、よく調べ、折り合いをつけることを学ぶ。自分の不安と創造的に付き合う→不安は健全に向き合えば創造のエネルギーに変換できる

・弁解がましく怒りっぽくならないようにする

・ストレスがかかったり、不安を感じているときは、過剰に反応する傾向があるので、自分に過剰反応を起こさせているものを見極めることを学ぶ

・あなたの人生の中には、あなたを気にかけ、あなたは信頼できる人々が必ずいることを知る

他の人々があなたが想像している以上にあなたをよく思っていることに気づき、あなたを知って現実的に損をした人はそう多くはないことに気づく

・自分のやったことへの責任を負うことを学ぶ

・他者の中に安全を見出そうとするのではなく、まず自分自身を確立させることの大切さを知る

タイプ6の有名人

ダイアナ妃、マドンナ、アンジェリーナ・ジョリー、トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、ウディ・アレン、宇多田ヒカル、浅田真央、イチロー

エニアグラムの探求を本格的に行いたい方へ

エニアグラムは自分の無意識の囚われや輝き、行動様式を明らかにし、自分自身のエゴ(自我)を超えるその方向性を示してくれる素晴らしい「目覚めへの地図(覚醒ツール)」です。

もっと深く学びたい。」「自分のタイプを明確に知りたい。「自分の意識の成長に活かしたい。」という方のためにエニアグラム探求のセッションを行っています。

簡単な診断ではなく、深く深く追求して、間違えたタイプの探求が起こらないように診断していきます。

自分の成長進化、目覚めのための地図づくりであるとともに、他者との調和も意識していきます。

もし興味のある方はぜひ、以下よりご確認ください。

おわりに

以上、今回は「タイプ6信じるものを求める人」にフォーカスを当ててお話しをさせていただきました。

いかがだったでしょうか?

私はタイプ6(無料診断ではタイプ4でしたが、一年近くかけて詳しく探究して6だと確信しました)ですが、「え?なんでそんなことまでわかっちゃうの?」と思うくらい、自分の無意識の思考・行動パターンを示しれくれているのが、このエニアグラムだと感じます。

タイプ6は自分の行動に対して常に未来志向で不安が強いですが、この不安を乗り越えると、とんでもない勇気を発揮することもある可能性を秘めたタイプです。

健全度が上がっていくにつれて愛されキャラにもなっていけるタイプですので、ぜひ、自己成長のきっかけとしていただければ幸いです^^

ご自分の探求としてはもちろん、他者との調和を図るためにタイプ6を知っていただくのも素晴らしい探求になるかと思います^^

今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺で。

愛を込めて。

リリ

エニアグラム

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