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リリ
目覚めの案内人
純粋な非二元(悟り)の観点から心のセラピストとして活動しているリリです。
幼い頃から、この世界への諸行無常感を抱え、極度に繊細で敏感(HSP)な自分に生き辛さを感じいました。20代の時に訪れた絶望を機に悟りの探求を始め、一瞥・覚醒を数度体験。
セッションでは表面的な改善でその時だけの状況を変えていくのではなく、より本質的かつ根本的な改善方法に導くことを心がけています。
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繊細(HSP)な男性へ伝えたい5つの事|あなたは今のままで大丈夫

山を眺める男性

こんにちは。リリです。

多くの男性は、幼い頃から「男なんだからナヨナヨするな。」「男なんだからしっかりしろ。」「男は泣くな。」という風な教育を受けてきたと思います。

それらは基本的に、社会で共通認識されている”理想の男性像”からくる教えなのでしょう。

男性たるもの滅多に泣くべきではない。男性たるもの堂々としてしっかりしているべきもの。など、あらゆる無意識化の男性へのラベルづけがあると思います。

ですが、ここ10数年の間に、この世界には平均よりも繊細な人が存在するということがわかってきました。今そうした人は「繊細さん」「HSP」などと表されるようになっています。この特性を持った人は男女構わず一定数存在し、その程度の差はあれど、5人に1人はそうした特質を少なからず持ち合わせている、という説もあります。

そんなHSPの男性にとって社会一般的な男性像は、時に重荷となり、自信を奪ったり、苦しみや生きづらさをもたらすことがあります。

よって今回は、HSPの男性に向けて、そんな貴方が生きやすくなるためのヒントをいくつかお話しようと思います。(ちなみに今回の内容は、実際にHSPだと自覚されている男性にお話を伺いし、そうしたリアルな声も参考にしました。)

それでは早速いきましょう。

目次

繊細・HSPな男性は不利?

男性
繊細な男性はこの社会で生きていく上で不利なのでしょうか?繊細がゆえに思わず不利だと感じてしまうようなそんな場面は確かにあると思います。

学生時代から、周囲の感覚にあまり馴染めなかったり。自分の繊細性がなかなか理解されず、自分はどこかおかしいんじゃないかと疑ったり。

そうした経験が重なると、「周りに比べて自分はおかしいんじゃないか?不利なんじゃないか?」と考えてしまうのも、ある意味しょうがないことだと思います。

実際にHSPの自覚がある男性にお話を伺ったところ、男らしさに欠ける自身の内面や、周囲に馴染めない自分が社会で生きていくのは不利だと感じることがあったそうです。「男は戦うべき!(社会において)勝者になるべき!」というような社会の風潮も辛く、劣等感や自信のなさに繋がっていた、ということも教えてくれました。

ただ、それでもなんとか社会に馴染もうとして、「男としてもっとしっかりしなきゃ!」と自分で自分にプレッシャーを与えて辛くなってしまうこともあったそうです。

そうしたお話をお伺いすると、やはりHSPの男性が社会で生きていくのはそうでない人に比べて不利であるように感じられます。ただ、それは確かにそうした側面があるとしても、決して不利なことばかりでもないと、私はそう思います。

むしろ、HSPだからこそ、有利な事というのも沢山あるからです。

繊細・HSPな男性だからこそ有利なこと

横を見る男性
繊細だと、その特性であるが故のデメリットばかりに目が行きがちですが、逆にそうだからこそ、有利な事も沢山存在します。

例えば、繊細がゆえに他の誰もが気づかないような細かいところに気づけ、その結果仕事でのミスが防げたり。繊細で傷つきやすいがゆえに人に対しても優しくなれ、その結果、周囲に恵まれることも多い繊細さんは多いです。

また、感受性が豊かで鋭い感性を持ち合わせた人も多く、それが熟考力を磨いたり、唯一無二の創造物を生んだりすることもあるようです。それがゆえにHSPの人は、アーティスト向きな人も多く、あらゆる方面で活躍する才能を秘めています。

HSP男性だからこその利点
  • 人が気づかないような細かいところに気づく
  • 熟考感がある
  • 自然や美しいものに感動しやすい。パワーをもらいやすい。
  • 傷つきやすい分人に優しいので周囲に恵まれる
  • 自分ならではの感動(情熱)がある

上記のように繊細だからこその自分の才能を無理なく活かすことができる場所を見つけた繊細さんは、非常に大きなエネルギーを発揮することも多いです。よって、自分らしさを大切にできる環境であれば、繊細さを有利に働かせることは十分に可能なのです。

私が知っているHSPの男性の中にも、自身の繊細さを使って活躍されている方が沢山いらっしゃいます。

例えば、書店の店員さんであるIさんは、自分の繊細な感性を生かし、毎月フリー雑誌に自作のポエムを掲載されています。これが毎回非常に心に響く内容で、お客様にも好評なのだとか^^雑誌の表紙も担当されており、とても可愛らしい絵柄で私自身、毎回和ませてもらっています^^

他にも、自分の感性を生かして音楽活動を行なって活躍されている方や、マーケティングの世界で活躍されている方や、研究職で活躍されている方など、様々です。

繊細すぎる男性は恋愛に不向き?

ネオン管のlove
では次に、繊細・HSPな男性の恋愛について。繊細・HSPの男性の中には、「恋愛に不向きなのでは?」と心配する人も多いようですが、実際のところはどうなのでしょうか。

HSPの人は感受性が豊かで繊細であるが故に、シャイになりがちだったり、積極的になれなかったり、心を閉ざしがちな傾向にあります。

世界的に見ても、恋愛においては男性の方が女性をリードしてしっかりしているべき。というような風潮があります。よって理想として、男らしく積極的にアピールしていける人に憧れる人も多いですが、HSPである場合、そうした事ができない人も多く。

男らしさで女性をリードする、というようなタイプではない人もまた、多いと思います。その結果、気になる女性に対して、なかなか恋愛に発展していかないなんてことも。

例え、いざ交際が始まったとしても、相手のことを考えすぎて心配事が増えてしまったり、相手に多大な影響を受けて自分を見失い、疲れてしまったり。

そうした経験を経て、「自分はHSPだから恋愛は不向きなんじゃないか?」と考えてしまう人が多いようです。

ですが、HSPだからといって恋愛に不向きかといえば、全くそんなことはありません。
そうした特性に対して理解のあるパートナーであれば、十分にうまくやっていくことは可能です。HSPの女性も多く存在しますし、そうした女性からすれば同じような感性の相手を望むことも少なくありません。

また、心の時代と言われる今、見た目や条件で選ぶのではなく、内面が大切だと感じる人もこれまで以上に増えているように感じます。だからこそ、HSPならではの優しさや柔らかさは、恋愛関係をより良いものにさせてくれる素晴らしい特性だといえます。

繊細であるあるがままの自分を素敵だと感じてくれる人は必ず存在します。そんなパートナーを見つけることができれば、素晴らしいパートナーシップを築くことができるでしょう。

そのためにも、無理をして偽りの自分で頑張らないことも大切です。

ちなみに繊細な人の結婚については以下の記事で詳しく記載していますので、ぜひこちらも読んでみてください^^

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理想の男性像になれなくても大丈夫

レゴの男性
多くの女の子が子どもの頃、お姫様や魔法少女になることを憧れるのと同じように、男の子もヒーローに憧れることが多いですよね。多くの少年たちがアンパンマン、戦隊ヒーロー、ウルトラマン、スーパーマン…そうしたアニメを見て育ち、そういった存在に憧れることだと思います。

年齢によってヒーロー像は変われど、かっこいい強い男性になりたいという人は多いでしょう。

そんな中、HSP男性はそうしたヒーロー像と自分はまるで、かけ離れていると感じられるかもしれません。繊細で男らしさに欠ける自分に対して劣等感を感じることもあるでしょう。

猫がライオンになれないように、HSPの男性もまた、理想のヒーロー像のようにはなれないかもしれません。ですが、猫には猫にしかない良さがあるように、HSPの男性にしかない良さも沢山存在します。

だからこそ、理想の男性像に近づくことが出来なくても大丈夫。そんな自分をあるがままに受け入れてあげましょう。そうすることで、不要な劣等感を感じずに済みますし、自分の長所にも気づくことが出来るかもしれません。

大切なのは見かけや肉体的な強さではなく、内面の美しさや強さです。

繊細さを持った人は、その繊細性がゆえに恐れを抱くことも多いですが、それを乗り越えるたびに見出される本質的な強さを身に付けることができるチャンスにも恵まれています。

だからこそ、自分らしく、自分の素晴らしさを磨いていくように視点を転換して見た方が、道は拓けていくかもしれません。

大切なのは古い価値観から抜け出すこと

朝日を前にした男性
上記したヒーロー像の話につながりますが、大切なのはこれまでの古い価値観から自由になっていくことです。

  • 男性は外で稼ぐべき。
  • 男性は泣くべきではない。
  • 男性は強くいるべき。
  • 男性は悩みを打ち明けてはいけない。
  • 男性は感情的であってはいけない。

これまでは上記のような価値観が社会の共通認識としてあったと思います。ですが、女性も自立することが普通になった今、もっと新しい自由な価値観を持った人たちが生まれ始めています。

あるがままで輝くことにフォーカスが当たり始め、男性でも女性らしい部分があっていいし、繊細でもいいし、弱いときがあってもいいし、泣いてもいい。そのように、より、人それぞれの個性や多様性が尊重される時代になってきているのです。

だからこそ、少しづつでも「男性とはこうあるべき!」というような社会の古い風潮から脱却し「あるがままの自分で楽しく輝く」ことにフォーカスを当ててみましょう。

ただ、中にはそうすることで批判されるのが怖い人もいるかもしれません。ですが、偽りの自分で誰かに気に入られるよりも、あるがままの自分を好きになってくれる人を探す方がよっぽど人生は楽ですし、健全です。

だからこそ、批判する人はしょうがないと割り切ってしまって、そんな自分を愛してくれる人のために自分らしく輝くことを大切にすることをお勧めします。

終わりに

以上、今回はHSPの男性にフォーカスを当てて、お話させていただきました。

いかがだったでしょうか。今回の内容をまとめます。

要約まとめ
  1. HSP男性は社会において不利か?→確かに不利だと感じられる場面はあるかもしれないが決して不利なことばかりではない。
  2. HSP男性だからこその利点
    ①人が気づかないような細かいところに気づく
    ②熟考感がある
    ③自然や美しいものに感動しやすい。パワーをもらいやすい。
    ④傷つきやすい分人に優しいので周囲に恵まれる
    ⑤自分ならではの感動(情熱)がある
  3. HSP男性が輝ける場所や分野はたくさん存在している。
  4. 自分の輝ける場所で生きることが大切
  5. HSP男性は恋愛に不向きか?→一切そんなことはない。
  6. 恋愛においてはあるがままの自分を愛してくれる人を見つけることによって、より良いパートナーシップを築くことができる
  7. HSPならではの優しさや柔らかさは恋愛関係をより良いものにする要素になる
  8. HSP男性は理想の男性像になることを目指すことよりも、あるがままの自分で輝くことが大切
  9. 男性とは〜べきという古い価値観は手放していくことが大切
  10. 自分らしくありのままで輝こう

HSPの男性の多くが「繊細さ=男らしくない」という社会の風潮に苦しみ、劣等感を感じたり自信を失ってしまう傾向にありますが、本来、繊細さとは素晴らしいギフトです。

生まれ持った素晴らしい資質であり、たくさんの良さを秘めています。だからこそ、そんなありのままの自分で輝ける場所を探すためにも、まず、自分を受け入れてみることから始めてみると良いかもしれません^^

理想の自分になれなくても大丈夫、そんなあなただからこその輝きがあります。そしてそんなあなただからこそ好きだと感じる人も必ず存在します。

だからこそ、ぜひ、この機会にご自分を愛し、慈しむ視点を育んでみてください^^
きっと素晴らしい道が拓けていきますよ。

それでは今日はこの辺で。

愛を込めて。

リリ

山を眺める男性

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