こんにちは。リリです。
今日は、「松果体」について。
「松果体」は私たちの脳内にあって、スピリチュアルな面において、私たちの意識の覚醒に深く関係しているとされていますが、じゃあ一体、具体的にはどんな役割を持っている器官なのか?について詳しくお話していきます。
それでは早速いきましょう。
松果体とは?簡単に解説します
松果体は脳の中心にあるとされており、大きさは豆粒程(7〜8ミリ)の小さな器官です。
まるで、松ぼっくりのような形をしているので、松果体と呼ばれるようになりました。
実際の場所を画像で表すと以下の明るく照らされた中央部分にあります。
また、1960年代には松果体は「メラトニン」という内分泌を生成する機能があるとわかっています。
日中に日光を浴びると生成される”幸せホルモン”「セロトニン」に対して夜になって生成されて睡眠が促進されるのが「メラトニン」です。
哲学者デカルトも気づいていた松果体の重要性
また、松果体は松ぼっくりのような形で古代絵画にも登場することが多々あります。
それに加えて、松果体が脳内の奥深くの中心部分にあることから、非常に重要な器官であると考えている人も多く、有名な哲学者であるデカルトは、松果体を物質と精神の両者に相互作用する「魂のありか」とまで言っています。
松果体は脳のメインにある神秘的な器官?
では、そんな松果体ですが、実際にはどんな能力が隠れているのでしょうか?
まだ、現段階では、松果体についての機能や能力についての研究は少なく、未だに解明されていない謎めいた器官です。
今現在、松果体の解明についてその研究は少しづつ進んでいるようですが、意識の目覚め・精神の成長が医学的なアプローチから解明するのが難しいのと同様、その真価が現代の医学や科学で解明されるかは難しいところのようです。
というのも、松果体は、未だ解明されていない霊的に神秘的なパワーを持ち合わせた器官だからです。
今よりも霊性が発達していた古代の人々の一部は、松果体のその神秘性重要性にいち早く気づいていたとされています。
というのも、古代エジプトの壁画やキリスト教の建造物、またギリシャ神話の絵など様々な神話には、「松果体」が松ぼっくりのような見た目で何度も登場しているからです。
カトリック系キリスト教の総本山とも言えるバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂の中庭では、巨大な松ぼっくりのようなブロンズ像が置かれています。
(引用元:AOPY)
聖堂のメインのように中庭にドドンと置かれたこの松ぼっくりブロンズ像。
意識の目覚め・神・悟りを説くキリスト教の総本山の聖堂に置かれているのです。
他にも、古代エジプト文明では、ピラミッドなど現代の科学よりも遥かに優れた技術による創造物を生み出し、素晴らしい叡智を持っていたとされていますが、そんな古代エジプトの人々が描いたものに、この松果体が、非常に重要なものとして描かれているのです。
(画像引用元:タビナカ)
これは、古代エジプト文明で有名な「ホルスの右目」という壁画ですが、まさに松果体を直接的に描いていると言われています。(脳内の断面図を見ると、まさにホルスの右目が松果体のこの形をとっています。)
「ホルスの目」に秘められた意味
このホルスの目は、古代エジプトのシンボルの1つです。
松果体を表した松ぼっくりと同様、壁画に何度も登場しています。
左目「ウジャトの目」は蛇として描かれたり月のシンボルと言われており、右目「ラーの目」は松果体を表したもの、また、月と対極の太陽のシンボルと言われています。
神話ではよく、蛇が人間をそそのかす存在として描かれますが、「ウジャトの目」(蛇)はもしかすると「エゴ・自我」のシンボルであり、その対極として描かれている「ラーの目」(松果体)は「エゴからの目覚め・この世界の叡智」を表しているのかもしれません。
古代エジプトやギリシャ神話、キリスト教の発祥時などは、神話を非常に大切に扱っており、高度な技術を駆使していたなどまだまだ謎も多いです。
当時は、現代の唯物主義な風潮とは違い、自然や霊性(スピリチュアル)が生活に非常に近いものとしてありました。
そんな深い叡智を携えていた人々が重視していた器官が松果体であり、目覚めつつある星である地球では、今再び、松果体にフォーカスがあたり始めています。
松果体とは「第3の目」?
スピリチュアルな世界においては、悟りを開いたり、この世界の真理を深い部分で理解すると、「第3の目」が開くとされています。
そして、逆に「第3の目」が開くと、この世界の真実を見抜けるようになる。とも言われています。
そんな「第3の目」が松果体とイコールであると言われることも多いのですが、それにはいくつかの理由があります。
- 第6チャクラの場所と同じ場所にあるため
- 光を感じる事が可能な器官であるため
- 動物が松果体を使ってテレパシーのような行動を行なっている可能性があるため
①第6チャクラと同じ場所にあるため
「第3の目」は人間のチャクラのうち、第3の目の部分に位置していると言われています。
第6チャクラは眉間部分(画像でいう一番上の藍色の光の部分)にあるとされており、松果体は、その第6チャクラのまっすぐ延長線上の奥の位置にあるとされています。
②光を感じる事が可能な器官であるため
よく、聖人とされる歴史の賢人には「後光」が描かれる事があり、仏教ではブッダなどの聖人やキリストやマリアなどの頭の後ろには丸い光が描かれる事が多いのですが、あの丸い光の円は、松果体が放つ光を表していると考えられています。
というのも、松果体は光に反応する器官であり、なぜかといえば、松果体を構成している物質が「珪素」であるからだとされています。
珪素は水晶の主成分であり、人間の眼球も水晶=珪素で出来ています。
松果体は脳内の奥深くにある器官でありながら、光を感じる器官なのです。
覚醒・悟りを開いた人は、松果体も非常に活性しており、その結果、松果体から発せられる光の強さを絵に表すためにあのような描き方になったと言われています。
よって、目覚め・覚醒に深い繋がりをもつ「第3の目」は松果体であると考えられるのは非常に自然な事なのです。
③動物が松果体を使ってテレパシーのような行動を行なっている可能性があるため
松果体は動物にもあります。
蛇や魚、鳥やトンボにもあるとされており、魚の群れや空を集団で綺麗に整列して飛ぶ鳥などは、距離を一定に保ったまま共通の目的地まで移動していくのですが、あれを人間が思考や視覚であのスピード感を持って行う事は不可能です。
このような生物たちは、松果体を使ってテレパシー通信をしている可能性があり、松果体はやはり、現代の科学や医学では解明できない、目では見えない何かを完治する昨日を持っているとされています。
終わりに
以上、今回は「松果体とは?」という事に関して、できるだけ完結にお話させてもらいました。
内容をまとめます。
- 松果体は脳内の中心にある豆粒ほどの器官
- デカルトは松果体を「魂のありか」だとした
- ギリシャ神話や古代エジプト、キリスト教のバチカンなどでは
松果体が壁画や建造物に頻繁に描かれている→覚醒・悟りなど霊的に非常に大切であるサイン - 松果体は第3の目だと言われている
→その理由3つ
①第6チャクラと同じ場所にあるため
②光を感じる器官であり、聖者の後光と深く関係しているため
③テレパシー的能力を秘めている可能性が高いため
松果体はまだまだ謎の多い器官ではありますが、古くから、先人たちは松果体の重要性に気づいていました。
今回、キリスト教や古代エジプト、ギリシャ神話などを例としてあげましたが、仏教やヒンドュー教などでも聖者の頭の後ろに後光が描かれることなどは多く、あらゆる宗教で松果体の存在を重視しているといえます。
今は、目覚めの時代。
このタイミングで、松果体の秘められた能力が明かされ始めたのも決して偶然ではないでしょう。
という訳で、今回の内容が何かあなたの参考となれば幸いです^^
それでは今日はこの辺で。
リリ